前回のあらすじ:
義母と夫に見下され続けるA子。
子どもの前で罵倒され、もう限界を迎えた。
でも、地獄はここからさらに深くなっていく…
あの日から、義母の訪問頻度がさらに増えた。
週5が、毎日になった。
朝9時。
A子が子どもを幼稚園に送り出した瞬間。
ピンポーン。
合鍵で勝手に入ってくる。
「おはよう。今日もチェックに来たわよ」
A子は、もう抵抗する気力もなかった。
義母は、A子の家を完全に支配し始めた。
冷蔵庫の中身を勝手に入れ替える。
A子が買ってきた食材を、「これは高い」と言って捨てる。
洗濯物を干し直す。
掃除をやり直す。
「私がやらないと、ちゃんとできないのよね」
A子は、もう自分の家じゃないと思った。
そして、ある日。
義母が、とんでもないことを言い出した。
「ねえ、私、週3でここに泊まることにするわ」
A子は、耳を疑った。
「え…泊まる…?」
義母は、当たり前のように続けた。
「だって、あなた一人じゃ家のこと何もできないじゃない」
「私が泊まってあげれば、息子も安心でしょ」
A子は、旦那に相談した。
「お義母さん、週3で泊まるって言ってるんだけど…」
旦那は、冷たく言った。
「いいじゃん。母さんが手伝ってくれるんだから」
「お前、一人じゃ何もできないし」
A子は、何も言えなかった。
そして、義母の「泊まり」が始まった。
義母は、客間ではなく、A子と旦那の寝室の隣の部屋に泊まった。
夜中、A子がトイレに行くと、義母が出てきて、
「あら、こんな時間にトイレ?水分取りすぎじゃない?」
朝、A子が起きると、義母がもう起きていて、
「あら、遅いわね。もう7時よ。専業主婦なんだから、もっと早く起きなさい」
A子は、もう24時間監視されている気分だった。
そして、ある夜。
A子と旦那が寝ようとしていたら、義母がドアをノックしてきた。
「ねえ、ちょっといい?」
義母は、部屋に入ってきて、A子に言った。
「あなた、ちゃんと息子の世話してる?」
「最近、息子が疲れてるみたいだけど」
旦那は、何も言わなかった。
義母は、続けた。
「あと、あなた、夜も手抜きしてない?」
「息子、満足してないみたいよ」
A子は、顔が真っ赤になった。
「お義母さん、それは…」
義母は、平然と言った。
「夫婦のことは大事よ。ちゃんとしなさい」
A子は、もう限界だった。
次の日、A子は、自分の貯金通帳を確認した。
結婚前に貯めた50万円。
でも、残高は5万円になっていた。
A子は、旦那に聞いた。
「ねえ、また私の通帳から引き出した?」
旦那は、当たり前のように言った。
「ああ。母さんに小遣いあげた」
「母さん、毎日お前の面倒見てくれてるんだから、当然だろ」
A子は、絶望した。
自分の貯金が、義母に渡されていた。
そして、ある日。
義母が、A子に言った。
「ねえ、あなたの服、全部見せて」
A子は、訳がわからなかった。
「え…服、ですか…?」
義母は、勝手にA子のクローゼットを開けた。
そして、A子の服を一つ一つチェックし始めた。
「これ、いつ買ったの?古いわね」
「これ、ダサいわね」
「これ、息子の前に着てるの?恥ずかしいわよ」
義母は、A子の服の半分以上を、ゴミ袋に入れた。
「全部捨てるわよ。新しいの買いなさい」
A子は、涙が出そうになった。
「でも、お金が…」
義母は、冷たく言った。
「息子の稼ぎがあるでしょ。ちゃんとした服着なさい」
A子は、何も言えなかった。
その夜、A子は、一人で泣いた。
「もう、嫌だ…」
A子は、本気で、家を出ることを考えた。
でも、子どもたちのことを思うと、出られなかった。
次の日、義母が、また来た。
義母は、A子に、新しい服を買ってきた。
「はい、これ着なさい」
A子は、その服を見て、固まった。
サイズが、A子より2サイズ大きい。
「お義母さん、これ、サイズが…」
義母は、平然と言った。
「あなた、最近太ったでしょ。これくらいがちょうどいいわよ」
A子は、何も言えなかった。
そして、義母は、A子にさらに追い打ちをかけた。
「あのね、来週、親戚の集まりがあるの」
「あなたも来なさい」
A子は、嫌な予感がした。
「親戚の…集まり…?」
義母は、笑顔で言った。
「ええ。息子の親戚、みんな集まるのよ」
「あなたのこと、みんなに紹介するわ」
A子は、その瞬間、地獄を予感した。
【次回予告】
親戚の集まりで、A子はさらなる地獄を味わうことに…
義母の本性が、ついに露わになる。
次回、「親戚地獄」に続く。
※この話は、私の知人A子から聞いた実話をベースにしています。
※一部、プライバシー保護のため、フェイクを入れています。
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このまま、見下され続ける人生でいいですか?
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