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【人生】50代独身女性が、お金を得て子ども食堂を立ち上げるまでの話【2/3】

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前回の続き。

F子が副業を始めてから、半年が経った。

毎日、会社から帰って、夜10時から深夜1時まで、パソコンに向かった。

1ヶ月目:3,000円
2ヶ月目:1万円
3ヶ月目:5万円
4ヶ月目:12万円
5ヶ月目:20万円
6ヶ月目:30万円

会社の給料と同じ額。

「本当に…稼げてる…」

F子は、信じられなかった。

そして、F子は決めた。

「子ども食堂、始めよう」

まず、場所を探した。自宅の近くの、小さな貸しスペース。月5万円。

次に、食材。地元のスーパーに協力をお願いした。

「子ども食堂を始めたいんです。賞味期限が近い食材、安く譲っていただけませんか?」

店長は、快く承諾してくれた。

「いいですよ。応援します」

そして、チラシを作った。

『子ども食堂オープン!毎週土曜日、夕方5時から。無料です。お腹を空かせた子供たち、みんな来てね』

近所の学校や、公民館に、チラシを置いてもらった。

そして、オープンの日。

最初に来たのは、あの時の男の子とお母さんだった。

「おばさん!」

「来てくれたんだ!」

F子は、嬉しかった。

その日、10人の子供たちが来た。

F子は、カレーライスを作った。

「いただきます!」

子供たちは、嬉しそうに食べていた。

「おいしい!」

「おかわりください!」

F子は、涙が出そうになった。

「良かった…」

その後、毎週土曜日、子ども食堂を開いた。

来る子供たちは、どんどん増えて、30人、40人、50人…。

F子の副業収入も、月50万円を超えるようになった。

全て、子ども食堂に使った。

【続く】

※最終回、F子の子ども食堂が地域に広がる…!

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この記事を書いた人

年収300万円会社員。鬼女速、修羅場速報などを見ながら憂さ晴らし。
コロナの影響で無職になり、どん底から億女になった私。
お世話になったお礼に、修羅場の話をまとめました

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