MENU

【短編】キチママに悩む30代主婦が、子供の英才教育のため海外移住するまでの話【3/3・完結】

e3

前回の続き。最終話。

E子の家族は、マレーシアへの移住を決めた。

ビザの手続き、学校の手配、住居の契約。全て、E子が副業で稼いだお金で進めた。

そして、出発の1週間前。

K子が、またやってきた。

「ねえ、E子ちゃん。最近、全然会わないけど、どうしたの?」

「あ…実は、来週、マレーシアに移住するの」

「え…マレーシア!?何それ、急すぎ」

「子供たちの教育のために」

「教育?日本の教育じゃダメなの?」

「うん。それに…もう、K子さんとは関わりたくないから」

E子は、はっきり言った。

K子の顔が、真っ赤になった。

「は?何それ。私、何かした?」

「お金、返してもらってない。子供のゲーム機も弁償してもらってない。子供も預けっぱなし。もう、限界なの」

「ちょっと…友達でしょ?」

「友達なら、もっとちゃんとしてよ」

K子は、何も言えなくなった。

「じゃあ、もう行くから」

E子は、ドアを閉めた。

スッキリした。

そして、出発の日。

空港で、長男が言った。

「ママ、マレーシア、楽しみ!」

「うん。英語、いっぱい勉強しようね」

長女も、笑顔だった。

「ママ、ピアノ、習える?」

「もちろん。マレーシアで、ちゃんとしたピアノの先生、探そうね」

夫が、E子の肩を抱いた。

「お前のおかげだよ。ありがとう」

「こちらこそ。一緒に頑張ってくれて、ありがとう」

飛行機が、離陸した。

E子は、窓の外を見た。

日本が、小さくなっていく。

「さようなら、K子」

E子は、笑顔だった。

マレーシアでの新生活。

長男は、インターナショナルスクールで英語を学んでいる。

長女は、ピアノの個人レッスンを受けている。

E子は、副業を続けながら、今は月50万円稼いでいる。

夫も、リモートワークで、日本の仕事を続けている。

「ママ、今日ね、英語でスピーチしたんだよ!」

長男が、嬉しそうに話す。

「すごいじゃない!」

「先生に、褒められた!」

長女も、ピアノのコンクールで賞を取った。

「ママのおかげだよ」

E子は、涙が出そうになった。

「みんなのおかげだよ。家族みんなで、頑張ったから」

夕方、家族4人で、ビーチを散歩する。

夕日が、綺麗だった。

「幸せだね」

夫が言った。

「うん。本当に、幸せ」

E子は、心からそう思った。

キチママから逃げて、海外に移住して、子供たちに最高の教育を与える。

それが、E子の夢だった。

そして、その夢は、叶った。

【完】

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

E子は、どうやって人生を変えたのか?

その具体的な方法を、無料メルマガで公開しています。

あなたも、E子のように、人生を変えませんか?

「お金があれば幸せになれる」

その方法を、今すぐ知りたい方は、こちらから。

(作者のプロフィールに飛びます)
https://turtle-company.com/okuzyo/profile/

ーー

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

この物語が、あなたの人生を変えるきっかけになれば、嬉しいです。

E子のように、あなたも変われます。

今すぐ、一歩を踏み出してください。

無料メルマガ登録リンクに飛びます
https://sub.aa33.org/r/XeTwTyHS8ssT/register

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

年収300万円会社員。鬼女速、修羅場速報などを見ながら憂さ晴らし。
コロナの影響で無職になり、どん底から億女になった私。
お世話になったお礼に、修羅場の話をまとめました

目次