前回の続き。最終話。
E子の家族は、マレーシアへの移住を決めた。
ビザの手続き、学校の手配、住居の契約。全て、E子が副業で稼いだお金で進めた。
そして、出発の1週間前。
K子が、またやってきた。
「ねえ、E子ちゃん。最近、全然会わないけど、どうしたの?」
「あ…実は、来週、マレーシアに移住するの」
「え…マレーシア!?何それ、急すぎ」
「子供たちの教育のために」
「教育?日本の教育じゃダメなの?」
「うん。それに…もう、K子さんとは関わりたくないから」
E子は、はっきり言った。
K子の顔が、真っ赤になった。
「は?何それ。私、何かした?」
「お金、返してもらってない。子供のゲーム機も弁償してもらってない。子供も預けっぱなし。もう、限界なの」
「ちょっと…友達でしょ?」
「友達なら、もっとちゃんとしてよ」
K子は、何も言えなくなった。
「じゃあ、もう行くから」
E子は、ドアを閉めた。
スッキリした。
そして、出発の日。
空港で、長男が言った。
「ママ、マレーシア、楽しみ!」
「うん。英語、いっぱい勉強しようね」
長女も、笑顔だった。
「ママ、ピアノ、習える?」
「もちろん。マレーシアで、ちゃんとしたピアノの先生、探そうね」
夫が、E子の肩を抱いた。
「お前のおかげだよ。ありがとう」
「こちらこそ。一緒に頑張ってくれて、ありがとう」
飛行機が、離陸した。
E子は、窓の外を見た。
日本が、小さくなっていく。
「さようなら、K子」
E子は、笑顔だった。
マレーシアでの新生活。
長男は、インターナショナルスクールで英語を学んでいる。
長女は、ピアノの個人レッスンを受けている。
E子は、副業を続けながら、今は月50万円稼いでいる。
夫も、リモートワークで、日本の仕事を続けている。
「ママ、今日ね、英語でスピーチしたんだよ!」
長男が、嬉しそうに話す。
「すごいじゃない!」
「先生に、褒められた!」
長女も、ピアノのコンクールで賞を取った。
「ママのおかげだよ」
E子は、涙が出そうになった。
「みんなのおかげだよ。家族みんなで、頑張ったから」
夕方、家族4人で、ビーチを散歩する。
夕日が、綺麗だった。
「幸せだね」
夫が言った。
「うん。本当に、幸せ」
E子は、心からそう思った。
キチママから逃げて、海外に移住して、子供たちに最高の教育を与える。
それが、E子の夢だった。
そして、その夢は、叶った。
【完】
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
E子は、どうやって人生を変えたのか?
その具体的な方法を、無料メルマガで公開しています。
あなたも、E子のように、人生を変えませんか?
「お金があれば幸せになれる」
その方法を、今すぐ知りたい方は、こちらから。
(作者のプロフィールに飛びます)
→ https://turtle-company.com/okuzyo/profile/
ーー
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
この物語が、あなたの人生を変えるきっかけになれば、嬉しいです。
E子のように、あなたも変われます。
今すぐ、一歩を踏み出してください。
無料メルマガ登録リンクに飛びます
→ https://sub.aa33.org/r/XeTwTyHS8ssT/register
