MENU

【第1話】夫に見下されていた専業主婦の知人A子の話【1/7】

kijyo_article_01

私の知人A子(35歳)の話なんだけど、聞いてほしい。

A子は結婚8年目、小学2年生と幼稚園年中の2人の子持ち。
旦那(38歳、中堅企業の営業職)の収入だけで生活してる、いわゆる専業主婦。

でも、この「専業主婦」っていう立場が、A子の人生を地獄に変えた。

結婚当初は普通だった。
いや、むしろ旦那は優しかった。

「俺が稼ぐから、家のことは任せたよ」
「子どもが小さいうちは、ゆっくり子育てしてくれればいい」

そう言ってくれてた。

でも、それが変わったのは、義母が近所に引っ越してきてから。

義母は、週3で突然やってくる。
アポなし。

「あら、今日はカレーなの?昨日もカレーだったわよね」
「掃除機、ちゃんとかけてる?ほら、この隅にホコリが」
「子どもの服、毎日これ?もっとちゃんとした服着せなさいよ」

毎回、何かしらダメ出し。

A子は最初、「お義母さん、悪気はないんだろうな」と思って我慢してた。

でも、だんだんエスカレートしていった。

ある日、A子が子どもと公園に行こうとしてたら、義母が来た。

「あら、今から出かけるの?ちょっと待って、冷蔵庫見せて」

勝手に冷蔵庫を開けて、

「あら、野菜が少ないわね。ちゃんと買い物してる?」
「これ、賞味期限切れてるじゃない。もったいない」
「息子の稼ぎで生活してるんだから、もっとちゃんと管理しなさい」

A子は何も言えなかった。

だって、旦那が義母の味方だから。

その夜、A子は旦那に言った。

「お義母さん、ちょっと頻繁に来すぎて…」

旦那は冷たく言った。

「母さんは心配して来てくれてるんだろ。お前、感謝しろよ」
「専業主婦なんだから、家のことくらいちゃんとやれよ」
「俺が稼いでる金で生活してるんだから、文句言うな」

A子は、その瞬間、何かが壊れた。

それからというもの、義母の訪問は週5になった。

しかも、勝手に合鍵を作って、A子が留守の時も入ってくるようになった。

「今日は洗濯物の干し方が悪いから、干し直しておいたわよ」
「冷蔵庫の中身、整理しておいたから」
「子どもの部屋、散らかってたから片付けたわ」

A子は、もう自分の家じゃないと思った。

そして、決定的な出来事が起きた。

ある日、A子が子どもの誕生日ケーキを作ってた。

不器用だけど、子どもが喜ぶと思って、一生懸命作ってた。

そこに義母が来た。

「あら、ケーキ作ってるの?」

A子が「はい、今日、息子の誕生日で…」と言いかけたら、

義母は、A子が作ってたケーキを見て、

「これ…手作り?」
「あら、可哀想に。こんなケーキじゃ、子どもが恥ずかしいわよ」
「私が買ってきたケーキがあるから、これは捨てていいわよ」

そう言って、勝手に高級ケーキを冷蔵庫に入れた。

A子は、何も言えなかった。

子どもたちは、義母が買ってきた高級ケーキを見て、

「おばあちゃん、ありがとう!」

と喜んでた。

A子が一生懸命作ったケーキは、そのままゴミ箱に捨てられた。

その夜、旦那が帰ってきて、

「今日のケーキ、うまかったな。母さん、ありがとうって言っといて」

A子は、何も言えなかった。

自分が作ったケーキのことも、義母に捨てられたことも、言えなかった。

それから、A子は毎日、義母の顔色を伺うようになった。

「今日は何を言われるだろう」
「また何かダメ出しされるんだろう」
「旦那は、また義母の味方をするんだろう」

A子は、自分の存在価値がわからなくなっていった。

そして、ある日。

義母が、子どもたちの前で言った。

「あなたたちのお母さんは、何もできないのよ」
「お父さんが稼いだお金で生活してるだけ」
「だから、おばあちゃんが助けてあげてるの」

子どもたちは、何も言わなかった。

でも、A子は、その瞬間、何かが切れた。

A子は、その夜、旦那に言った。

「もう、限界」

旦那は、冷たく言った。

「何が限界なんだよ。専業主婦なんだから、家のことくらいちゃんとやれよ」
「母さんに助けてもらってるのに、文句言うな」

A子は、もう何も言わなかった。

でも、A子は、その日から、ある決断をした。

それが、A子の人生を180度変えることになるとは、この時は誰も思ってなかった。

【次回予告】
A子が選んだ「ある決断」とは?
そして、義母と旦那の反応は?

次回、「A子の決断」に続く。

※この話は、私の知人A子から聞いた実話をベースにしています。
※一部、プライバシー保護のため、フェイクを入れています。

こんな生活、嫌だと思いませんか?

実は、A子のように人生を変えた方法があります。

お金があれば、見下されることもなくなります。
お金があれば、自由になれます。

幸せになった方法はこちら
(作者のプロフィールに飛びます)
https://turtle-company.com/okuzyo/profile/

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

年収300万円会社員。鬼女速、修羅場速報などを見ながら憂さ晴らし。
コロナの影響で無職になり、どん底から億女になった私。
お世話になったお礼に、修羅場の話をまとめました

コメント

コメントする

CAPTCHA


目次