前回の続き。
あのSNS広告を見てから、B子の中で何かが変わり始めた。
でも、本当の転機は、その3日後に訪れた。
月曜日の朝。
B子が出勤すると、自分の机に段ボール箱が置いてあった。
「え…?」
箱の中には、B子の私物が全部入っていた。
マグカップ、ハンドクリーム、予備のストッキング、置き薬…。
「B子さん、おはよう」
C美が、笑顔で近づいてきた。
「これ…何ですか?」
「あー、それね。実は、席替えすることになって」
「席替え…?」
「うん。B子さん、今日から倉庫の整理とか、雑務担当になるから。机、必要ないでしょ?」
「え…でも、私、事務の採用で…」
「課長の判断だから。ミス多いし、電話も多いし。倉庫なら邪魔にならないでしょ?」
C美は、そう言って自分の席に戻った。
B子は、段ボールを抱えて倉庫に向かった。
倉庫は、事務所の奥にある薄暗い部屋。窓もない。エアコンもない。
そこに、古い折りたたみ机と椅子が置いてあった。
「ここで…仕事するの…?」
B子は、段ボールを机に置いて、その場に座り込んだ。
涙が溢れてきた。
53歳。
この年齢で、倉庫番。
時給950円で、見下されて、倉庫に追いやられて。
「もう…無理…」
B子は、スマホを取り出した。
そして、あのSNS広告を探した。
『50代からでも人生は変えられる』
広告をタップすると、ある女性のブログに飛んだ。
そこには、こう書いてあった。
『私は55歳で夫に離婚を切り出されました。
専業主婦歴30年。何のスキルもない。
でも、今は月収50万円。
自由に生きています。』
B子は、そのブログを一気に読んだ。
そして、メルマガ登録のボタンを見つけた。
『無料メルマガで、具体的な方法をお伝えします』
B子は、迷わず登録した。
すぐに、1通目のメールが届いた。
『登録ありがとうございます。
あなたの人生は、今日から変わります。
まず、あなたに質問です。
「本気で人生を変えたいですか?」』
B子は、スマホの画面を見つめた。
そして、心の中で叫んだ。
「変えたい…!」
その日の昼休み。
B子は倉庫で一人、メルマガを読み続けた。
2通目、3通目、4通目…。
そこには、具体的な方法が書いてあった。
『必要なのは、スマホとパソコンだけ。
年齢も、学歴も、経験も関係ありません。
大切なのは、決意だけです。』
B子は、震える手でメモを取った。
その時、倉庫のドアが開いた。
C美だった。
「B子さん、何してるの?」
「あ…昼休みなので…」
「ふーん。まあいいけど。あ、これ、片付けといて」
C美は、大量の段ボールを倉庫に積み上げた。
「これ、全部今日中にね。じゃ」
ドアが閉まる音。
B子は、段ボールの山を見た。
そして、スマホを握りしめた。
「見てなさい…」
B子は、初めて反抗的な気持ちを持った。
「絶対に、人生変えてやる」
その日の夜。
両親を寝かしつけた後、B子はパソコンの前に座った。
メルマガに書いてあった通り、無料の説明動画を見始めた。
動画の講師は、50代の女性だった。
「皆さん、こんにちは。私は3年前、何もない状態から始めました。今は、自由に生きています。あなたも、必ずできます」
B子は、動画を何度も見返した。
そして、決めた。
「やる。絶対に、やる」
翌朝、B子は倉庫で段ボールを片付けながら、スマホでメルマガを読んでいた。
C美が倉庫を覗いた。
「B子さん、仕事中にスマホ?」
「あ、すみません」
「もう、本当に使えないね。課長に言おうかな」
でも、B子は動じなかった。
心の中で、こう思っていたから。
「あと3ヶ月。3ヶ月だけ我慢すれば、私は自由になれる」
B子は、そう決意していた。
そして、その決意は、現実になる。
【続く】
※次回、B子の逆転が始まる。C美の顔が変わる瞬間を、お見逃しなく!
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最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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