MENU

【修羅場】パート先の若い女に見下され続けた53歳の私が、人生を変えるまでの話【1/5】

【修羅場】パート先の若い女に見下され続けた53歳の私が、人生を変えるまでの話【1/5】

私の知人B子(仮名)の話なんだけど、聞いてほしい。

B子は今年53歳。地方都市の小さな会社で事務のパートをしている。時給は950円。週5日、9時から15時まで働いて、月収は8万円ほど。

家には要介護の両親がいる。母は認知症が進んでいて、父は脳梗塞の後遺症で要介護2。夫は単身赴任中で、月に1回帰ってくるかどうか。子供はいない。

そんなB子の日常は、地獄そのものだった。

朝5時。
母のオムツを替える。父の着替えを手伝う。朝食を作って食べさせる。薬を飲ませる。デイサービスの準備をする。

7時半。
ヘルパーさんに両親を引き継いで、B子はパート先へ向かう。

8時50分。
会社に着いて、制服に着替える。タイムカードを押す。

「おはようございます」

誰も返事をしない。

9時。
パソコンの前に座ると、机の上に付箋が貼ってあった。

『このファイル、今日中にまとめといて。あと、コピー機の紙補充しといて。C美』

C美。28歳の正社員。B子の直属の上司ではないが、なぜか指示を出してくる。

「おばさん、おはよー」

C美が出勤してきた。スタバのカップを片手に、スマホを見ながら。

「あ、おはようございます」

B子が頭を下げる。

「あのファイル、やっといてねー。あ、あと昨日のコピー、曲がってたから全部やり直しといて」

「え、でも私、昨日コピーは…」

「いいから。おばさんがやったことになってるから」

C美はそう言うと、自分の席に座ってスマホをいじり始めた。

B子は何も言えなかった。

この会社に入って3年。最初の1年は優しくしてもらえた。でも、C美が入社してきてから、全てが変わった。

「B子さん、お茶」

「B子さん、これコピーして」

「B子さん、電話出て」

「B子さん、トイレ掃除しといて」

全部、C美からの指示。

しかも、全部「おばさん」か「B子さん」呼び。決して敬語ではない。

他の正社員たちは見て見ぬふり。

「まあ、パートだし」
「B子さんも嫌なら辞めればいいのに」

休憩室で、そんな声が聞こえたこともある。

でも、辞められない。

月8万円でも、B子にとっては貴重な収入。夫の給料だけでは、両親の介護費用と生活費でカツカツ。自分の小遣いなんてない。美容院も半年に1回。服はユニクロのセール品。

「おばさん、これ間違ってるよ」

C美が、B子の作った資料を投げるように返してきた。

「あ、すみません。どこが…」

「全部。おばさん、ちゃんと確認した?」

「はい、確認しましたけど…」

「じゃあなんで間違ってるの?もう、使えないなあ」

C美は溜息をついて、他の同僚に話しかけ始めた。

「ねえ、B子さんってさあ、最近ミス多くない?」

「そうだね。年齢的に厳しいのかも」

「だよねー。うちの会社、なんでこんなおばさん雇ってるんだろ」

聞こえるように言う。

B子は、ただ黙って資料を修正し続けた。

12時。昼休み。

B子は持参した弁当を食べようとした瞬間、携帯が鳴った。

デイサービスからだ。

「B子さん、お母様が他の利用者さんを叩いてしまって…」

「え!すみません、今すぐ…」

「いえ、大丈夫です。ただ、少し興奮されているので、お迎えの時間を早めていただけますか?」

「はい、わかりました」

電話を切ると、C美が笑っていた。

「B子さん、また親?大変だねー。あ、でも今日、残業頼みたいんだけど」

「え、でも今日は…」

「無理?じゃあいいや。正社員じゃないし、強制はできないもんね」

嫌味を言いながら、C美は席を立った。

B子は弁当を食べる気力もなくなった。

15時。定時。

B子は急いで会社を出た。デイサービスに母を迎えに行かなければ。

車で20分。デイサービスに着くと、母は入口で叫んでいた。

「帰る!帰る!あんた誰!」

「お母さん、私だよ。B子だよ」

「知らない!警察呼んで!」

スタッフの方に謝りながら、母を車に乗せる。母は車の中でも暴れ続けた。

家に着くと、父がベッドで呼んでいた。

「B子!トイレ!」

「今行くからね!」

母を部屋に入れて、父をトイレに連れて行く。間に合わず、少し漏れていた。

「ごめんな、B子…」

「いいよ、お父さん。気にしないで」

父の下着を替えて、床を拭く。そのまま夕食の準備。

19時。夫から電話。

「あ、今日も遅くなるから」

「そう…」

「飯、食ったから。じゃあ」

電話は一方的に切れた。

夕食を食べさせて、薬を飲ませて、お風呂に入れて、寝かしつける。

22時。やっと自分の時間。

でも、疲れて何もする気が起きない。

テレビをつけると、若い女性タレントが笑っていた。

「私、毎日楽しいです!」

B子は、テレビを消した。

スマホを開くと、C美のインスタが目に入った。

『今日も楽しかった💕彼氏とディナー🍷』

高そうなレストランで、笑顔のC美。

B子は、スマホを閉じた。

ベッドに入っても、眠れない。

明日も同じ日が続く。
明後日も。
その次も。

「このまま、死ぬまでこの生活なのかな…」

B子は、天井を見つめながらつぶやいた。

でも、この時のB子は、まだ知らなかった。

たった3ヶ月後、自分の人生が180度変わることを。

そして、C美が土下座して謝ってくることを。

【続く】

※次回、B子の人生が崩壊する決定的な事件が起こります。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

こんな生活、嫌だと思いませんか?

見下されて、馬鹿にされて、毎日疲れ果てて。

でも、お金さえあれば、全てが変わります。

B子のように、人生を変える方法があります。

「もう、こんな生活は嫌だ」

そう思ったあなたへ。

B子が実践した「人生を変える方法」を、無料メルマガで詳しくお伝えしています。

https://sub.aa33.org/r/XeTwTyHS8ssT/register

登録は無料です。
人生を変えるのは、今日かもしれません。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

年収300万円会社員。鬼女速、修羅場速報などを見ながら憂さ晴らし。
コロナの影響で無職になり、どん底から億女になった私。
お世話になったお礼に、修羅場の話をまとめました

目次